段取り力を育てよう

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こんにちは、藤島です。

新学期が始まりました。新しい学校、新しいクラス、新しい友達、新しい先生。見るもの、聞くもの、出合うもの、とにかく初めてのことがいっぱいのこの時期。こどもは、新学期が始まって不安がってはいませんか?普段の何気ない会話の中にも、不安であることを発信していることがあります。このようなこどものサインを見逃さずに、何か心配事がありそうな場合は、その気持ちに寄り添ってあげましょう。

たくさん会話をすることで、こどもは心が落ち着いてきます。日常生活での出来事を振り返りながら、『ぼうけんてちょう』週間ページで親子のコミュニケーションを円滑にしましょう。

 

自分で考えて行動できる子になるには「段取り力」が重要

前回のブログで、お手伝いをしたら「報酬」という形で、おこづかいを渡すことを提案しました。こどもは、お手伝いを通して、自分のできることが増えていき、感謝されることで自信に繋がります。「家族の一員」だと認められることで、こどもは自己肯定感が高まり、承認されることで、親から愛されていると感じることもできます。その結果、やる気と自信がわいてきます。やる気が出れば、自分から進んで行動しようとします。また、相手のために何をしてあげれば喜んでもらえるのか?そのためにはどういう行動をしたらよいのか?こどもはそういう問いかけをし、そのための行動を考えます。そういった先を読む力、『段取り』をすることができるようになります。自分の頭で考える習慣を身につけることが生きる力の基盤になり、日々の積み重ねが成長に繋がっていきます。こういった力は今後ますます重要になっていくと思われます。

 

「段取り力」を育てるには、何をしたらよいのか?

料理を一緒にやってみましょう

料理は五感を働かせて作り、五感で味わうものです。料理のできあがりを考えながら作業することで、感性や創造力も養われます。料理の盛り付けを立体としてとらえることで、空間認知力も高められます。これらはすべて、大脳の前頭前野や前頭極などを活性化させます(参照元:大阪ガス『親子クッキングコミュニケーション』)。また、作った料理が何人分で、それを人数分にきちんと取り分けることを考える事で、数や数字の概念を体感することができます。

完成をゴールとして、必要な材料や効率的な手順を考える、ということを一緒にやることで『段取り力』が鍛えられます。こどもでも作れそうな簡単なメニューから始めてみましょう。まずは、親が見本を見せてあげてください。こどもは、それを真似して作業をします。この真似をして、再現して体得していくということも脳への刺激となります。

料理のお手伝いに慣れてきたら、次は買い物を頼んでみましょう。買い物をすることで、お金の流れを体感でき、計算能力もアップします。食材の調達、調理、「いただきます」から「ごちそうさま」までの食事のマナーと団らん、片付けの段取りに至るまで『料理』は親子のコミュニケーション能力を高めるための最大の教材です。こどもは親と一緒にいるのが大好きです。自分が参加して料理を作ることの楽しさを感じることができ、誰かのために作るということが思いやりの心を育みます。自分が作ったものを「美味しい!」と言われることで、うれしさを肌で感じることができます。これが『食育』にも繋がります。

『ぼうけんてちょう』には、「じゆうちょう」のページがあります。完成した料理の写真を貼ったり、こどもが一生懸命お手伝いをしているときの写真を貼ってあげると、思い出のアルバムにもなります。親からは、コメントやシールで、こどもの頑張りをほめてあげましょう。

 

お出かけのプランニングを考えてみましょう

まずは、近くの公園まで行って帰ってくるまでの段取りを一緒に考えてみましょう。公園まで何分かかるのか?どの道を通って行くのか?こどもにとっては『小さな冒険』です。実行するだけでも十分な練習になるでしょう。それができたら次は、家族旅行のプランを一緒に考えてみてはいかがでしょうか?

まずは情報収集から始めましょう

旅行雑誌やインターネットを使って調べてみましょう。どこにあるのか、どんな施設なのかなどの下調べをします。

時刻表やインターネットで行き方を調べてみましょう

目的地までどうやっていくのか、電車のルートと移動時間は?家から駅までかかる時間、駅から目的地までのかかる時間、何時頃着いたらいいのか、移動時間がどのくらい必要なのか、時間を予想し、逆算をして出発の時間を決定します。交通費も計算しておきましょう。

持っていくものを相談しましょう

「何を持っていこうか? お弁当はどうしようか? 洋服はどうしようか?」などと声をかけながら、こどもの考えを聞いて一緒に準備をすすめましょう。

お出かけのプランニングの参考に、「ミッションページ」をおすすめします。季節ごとのミッション、年間ミッションがあります。何かを見つけに行く旅、おいしいものを食べに行く旅など、こどもと相談しながらオリジナルな「おでかけプラン」を作ってみてください。

ミッションが達成できたら線を引いて消していきましょう

 

誕生日会などパーティーを計画してみましょう

いつ、何をするか、だれを呼ぶか、料理は何を用意して、いつだれが作るのか、ケーキはどこに頼むのか、だれが取りに行くのか、飾りやプレゼントはどうするのか、などをこどもに考えてもらいましょう。

 

ポイントはどれも、楽しみながらやることです。失敗したとしても親は見守ってあげましょう。なぜ失敗したのかを考えることで、次はどうしたらいいのかをこどもは考えます。失敗することから学び、改善し、そしてまた挑戦できるようになっていきます。

 

勉強をする上でも『段取り力』は重要

やるべきことに優先順位をつけること、テスト問題では解ける問題から解いていくなど、勉強をする上でも『段取り力』は重要です。料理やお手伝いで経験をしておくと、勉強にも応用しやすくなります。

 

いかがでしたか?『段取り力』は、物事を効率よく進めるために「先を読んで考え、行動できる力・先を読める力」です。低学年のこどもは、「ものごとには準備の時間が必要なことをわかっていない」「準備の内容を把握していない」「どれを先にやると効率的か考えていない」という3つの「ない」状態にあります。たとえば、朝起きてからやること、学校から帰って来てからやることには準備が必要で、どれくらいの時間がかかるのかということを、実際にこどもと一緒にやってみて理解してもらうことが必要です。トライアンドエラーを繰り返すことで、少しずつ段取りができるようになります。

『段取り力』を育てるために、『ぼうけんてちょう』おうちルールを使ってみてください。やるべきことを付箋に書いて左のページに貼り、右ページの○側に記入していない付箋を貼り、できたら×側に付箋を移動させることで、チェックリストとしての機能を果たします。やるべきことを「見える化」することで、こどもが自主的に行動に移せる仕組みを構築しています。

こどもがこれからの時代を生き抜いていくためにも、周囲の大人がしっかりとサポートし、育んでいくのが望ましいでしょう。

 

詳しくはぼうけんてちょうの掲載内容をご紹介した下記のリンクをご覧ください。

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