こんにちは、岩田です。
こどもの頃から良い習慣が定着すると、大人になっても苦にならず続けることができます。今回はこどもが良い習慣を身に付けるにはどうすればよいのかお話しします。
習慣とは
習慣とは、繰り返すうちにそうすることがきまりのようになったこと、少ない心的努力で繰り返せる固定した行動のことを指します。
一般的に習慣付けるには3週間かかると言われていますが、それはあくまでも簡単に行動できるものです。複雑なことはより多くの時間を要します。
こどもが良い習慣を身に付けるには
例えば、朝起きてから学校にいくまでの行動は「起きる」「顔を洗う」「あいさつをする」「歯を磨く」など、「小さな行動」がいくつもあります。学校に行くまでにやることをちゃんとやっていないこどもに対して、つい強い口調で注意してしまうこともあるでしょう。ではなぜ注意をする状況になってしまうのでしょうか。それは、こどもにとってはまだ習慣化されていない行動だからです。
では、どうすれば良い習慣が身に付くのでしょうか。
まずは小さなことから
先述したように、複雑なことは習慣化するまでにより多くの時間を要します。まずは小さなことから始めてみましょう。
いきなり難しいことを始めるのは、大人でもなかなかできないことです。大人でもできないことをこどもが達成するのは難しいので、小さくて簡単なことから始めてみましょう。
習慣化する方法
習慣化する前は、やることを忘れてしまったり楽しいことに目移りしてしまうのがこどもです。ではどうすれば習慣化できるのでしょうか。
やるべきことを親子共に納得するところで「ルール化」して「見える化」することで、ルールを確認して行動できるようになります。さらにできたことに対して褒めることで、今後も継続して取り組むためのモチベーションになります。
弊社商品の『ぼうけんてちょう』では、「おきてからやること」と「かえってからやること」をルール化するページを用意しています。やることを付箋に書き出し、「できたかな?」の欄で無記入の付箋を移動することで、どこまで終わったかが一目でわかるようになっています。
ホワイトボードと磁石で同じようなことができるので、お悩みの方はやってみてください。
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まとめ
こどもは大人が思っているよりも大人の行動を見ています。こどもに「宿題をやりなさい」と言って親はテレビを見ているといった状況では、宿題が手に付かない上に内容を理解できません。それでは宿題が「学びのないただこなすだけの作業」となってしまいます。
親にもやることがたくさんあるのは分かりますが、少しの時間でもいいので、同じことをすることでこどもも納得して行動できるようになります。
大人になった今、悪い習慣を直すには、まず意識を変え、そこからかなりの時間と労力を使います。吸収の早いこどもだからこそできることはたくさんあるので、良い習慣を定着させて次のステップへ行きましょう!