こんにちは、髙橋です。
今回も昨年に続き日本手帖の会が主催する『手帳夏祭り』に参加させていただきました。
日本手帖の会(以下グループの説明を引用)
日本手帖の会は、手帳とそれに関連する文具・デジタルガジェット等の愛好家の集まりです。
2010年1月に発足し、手帳愛好家同士の情報交換・社交の場を提供するため、手帳に関する様々なオフ会・イベントを企画・実行してきました。
日本の手帳は、手帳自体もユーザーによる使い方の工夫も多種多様で、世界に誇る日本独自の「手帳文化」を形成しています。日本手帖の会は、その発展に寄与し貢献するために、わずかなりとも力になれればと考えています。
以前のブログ(手帳のオフ会『2021手帳夏祭り』)でもお伝えしましたが、「手帳夏祭り」ということで、 色々な模擬店が並んでおり、手帳やノート、雑貨・小物の販売、ワークショップなどが所狭しと出店されています。
今年は昨年より規模も大きく出店者数も5割程増えていて、革の手帳カバーや特殊紙のノート作りなど個性的なブースが多く、手帳好きではなくても楽しめる会場にパワーアップしておりました。
手帳トークショー
今年の定時イベントは、人生とビジネスを豊かにする思考法「マンダラチャート」の創始企業であるクローバ経営研究所の代表取締役 松村剛志さんによる『マンダラチャートの秘密』ということで、マンダラチャートのことについて詳しくお話を伺いました。
マンダラチャートとは、「中心核」をもつ3×3の9マスの枠で構成されるフレームワークです。同社の創業者 松村寧雄氏が1979年に考案したもので、
ビジョン“人生を豊かにする”
ミッション“目標達成手法”
として開発されたフォーマットになるそうです。
思考や発想も掘り下げ、思いもよらない発想が浮かぶということで、目標実現に近づくための有効な手法なのだそうです。
「マンダラチャート」で有名な話として、メジャーリーガーの大谷翔平選手が高校1年生の時に作ったものが有名ですよね。
大谷翔平選手が当時の夢である「ドラフト1位で8球団から指名される」を中心核に設定し、達成するために必要な要素を8個上げ、その要素をさらに深堀りした内容が上記の図になります。
このマンダラチャートを書くことで、様々な角度『鳥の目・虫の目・魚の目』の視点で目標達成に必要な具体的な行動がわかるようになると説明がありました。
視点の話としては、全体俯瞰(鳥の目)・細部(虫の目)・全体部分の関係性(魚の目)を見ることができるようになるそうです。
手帳検定:考えるな、手帳を感じろ……
手帳にまつわる問題が20問出題される手帳検定ですが、問題がかなりマニアックなため、簡単には回答できないようなものばかりです(笑)
私も手帳メーカーとして参加しておりますが、半分以上正解できたことがありません。
正解数によってランク分けがされ、ランク分けは以下のようになっています。
私の今年の点数は8点で、昨年と変わらずシルバーでした。
今年もLv.Blackの方はいませんでした。点数の高かった人は名誉を、低かった人は景品をということで、ご用意いただいていた景品より数点、文具・ノートを頂戴しました。
今年は、娘のためにすみっこぐらしのノートをいただきました。
お伺いした出店
お伺いした一部のお店をご紹介いたします。
①菁文堂株式会社
手帳の製本でいつもお世話にっている菁文堂さんが初出店されていました。今回は「もやちんノート」と菁文堂さんのオリジナル手帳用紙紹介で出店されていました。
いやなことやもやもやする気持ちをノートに書き出し、水につけてレンジで加熱します。
このもやちんノートは、用紙はもとより製本時に使用される糸までお湯に溶けるものを使用しているため、レンジで加熱することによって水に溶かすことができます。
溶けた水はトイレに流すことで、もやもやを消し去ってもらえる商品になります。
「嫌なことは水に流す」を体現しているノートです。
②ゆる判
毎度、何かしらお願いしてしまうゆる判さんには、息子の使っている弊社の『ぼうけんてちょう』に押すためのはんこを作ってもらいました。
その場で、入れたい文字を掘ってもらって、「いいね」のパンダのはんこが完成です。
手帳の週間ページにこんな形で使わせてもらっています。
③日本茶色普及協会
茶色の伝道師・小野さんの手によって、『茶化す』をテーマにありとあらゆるものを茶色の革で包み込み、茶色に染め上げていただけます。
小野さんが茶化したものや小野さんが茶色と認定したものには『日本茶色普及協会』の公認シールがもらえますので、茶色好きの方は是非次回ブースにお立ち寄りください。
私が小野さんのところで茶化していただいものはこちらになります。
iPadと充電用のUSBソケットです。iPadもすばらしい出来ですが、ソケットはかなりの職人技を感じる出来上がりとなっております。
竹紙のノートの紙が茶色でできていたので、そちらを見ていただきたく寄らせていただきました。
ノートは無事、公認シールをいただくことができました。
④pen-info
ステーショナリーディレクターの土橋正さんが考案された作業効率UPのための「時間管理型」ToDoリスト付箋になります。
一日の始まりに午前・午後の予定を書き出し、タスクを処理できたものに鉛筆で塗りつぶして使っていきます。
仕事の能率や自分の能力把握もできるようになるらしく、効率よくタスクをこなせるようになるようです。
一冊購入させていただきました。
⑤福島 槙子
日めくり付箋の「himekuri」シリーズプロデューサーとして有名な文具プランナー福島さんのブースには、「himekuri」のアイテムやオリジナルアイテムの「&mew」のアイテムが並んでいました。
福島さんの著書であるこちらをねこ好きな社員に向けたプレゼント用として購入しました。
ねこをモチーフにした文具の紹介やオリジナルねこ文具の作り方やねこ文具と出会えるお店などを紹介しているので、ねこ文具に囲まれた幸せな生活を送りたい方必見の書籍になっています。
⑥文房具朝食会
『文房具朝食会』さんは、休日の朝を有効活用したい、文房具の使い方を情報共有したいという方々が集まり、休日の朝の時間を使い、文房具というツールで朝食会を開かれている団体になります。
会場到着後、見知った顔の方が2名ほど着席されていたので、私も同席したところ、文房具に関する座談会のような形でお話をされていると思い、しばらく傾聴しておりました。しばらくすると「どうぞ」と話が回ってきたので、ここで初めてただの座談会でないことに気づきました。
あわてて持参していた『ぼうけんてちょう』を紹介しました。皆様の反応が良く、聞かれていないことまでついつい熱く語ってしまいました。同席された方申し訳ございません。
他にも沢山素敵な出店がありましたが、時間の関係で回り切れず次回お邪魔した時にお伺いできればと思います。
持参したもの
今回参加するにあたり、ぼうけんてちょうを3冊と「npi抗ウイルス紙」で製作したサンプルノート5冊、竹紙を使用したノートを持参しました。
ぼうけんてちょう
参加者に小さなお子様がいらしていたので、お声をかけさせていただき、ぼうけんてちょうを直接プレゼントしました。
手帳が好きなこどもに是非届けたいと押し付ける形でのプレゼントになってしまいましたが、使っていただけるとうれしいと思っております。
残りは手帳検定の景品として提供しました。
npi抗ウイルス紙ノート
昨年の手帳夏祭りにもお持ちし、前回は皆様に試し書きをしていただきました。万年筆や油性ペン等インク量の多い筆記具では裏抜けしてしまいますが、ボールペンや鉛筆などの筆記具では裏抜けはせずに記入できます。
こちらも手帳検定の景品として提供しました。
竹紙ノート
竹100%の紙で製作されたノートで、珍しいと思い紹介のため持参しました。手帳夏祭りに参加されるだけあり、竹で作られた紙の存在はご存じの方が多かったです。
参加者の1名が茶色と白色の竹紙ノートをご購入されておりました。
最後になりますが、折比嘉様、日本手帖の会のスタッフの皆様、出展者の皆様、準備及び進行お疲れさまでした。
また、私と色々な意見交換をしていただいた方、ご協力いただきました皆様、ありがとうございました。今年も楽しい夏祭りになりました。次回も参加させていただきます。