そもそも手帳とは?①

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こんにちは、はじめまして髙橋です!

昨年念願のコーポレートサイトを開設したにもかかわらず、更新が出来ておらず、深く反省しているところです。

今回からちょっとづつでも手帳に関係する情報や私どもの会社で制作しております『ぼうけんてちょう』に関する情報をブログ形式で皆様にお届け出来たらいいなと思っております。どうぞよろしくお願い致します。

さて、記念すべき第一回目についてなのですが、そもそも手帳(手帖)って何?といったテーマでお話させていただければと思います。

 

手帳とは

手帳は手帖とも表記され、手の中に納まるような小さな記録本のことを指します。現代では、予定管理や行動の記録、メモ、ToDoなどに使われます。また、特殊なものとして、生徒手帳や警察手帳などの身分を証明するものとしても使わていたり、用途を限定したお薬手帳や母子手帳といった手帳もあります。

そんな手帳ですが、どのような歴史を歩んできたのかを時代を追ってなぞっていきたいと思います。

紙の手帳のルーツは、平安時代に中宮定子に仕えた女房、清少納言により執筆されたと伝わる随筆『枕草子』と言われています。当時はまだ紙自体が高価なものであった為、一般に普及したものではなく、体験や感想などを記録したものとして、手帳の先駆とみられております。

その後、戦国時代から江戸時代に入ると検地の際、地方役人が携行した 18枚の和紙、表裏計72頁を1冊にした手控えを手帳と呼んだり、俳諧師、戯作者などがいつも手元において心覚えのために様々な事柄を書き込む帳面( 今でいうネタ帳みたいなもの )も手帳と呼ばれています。

 

秀吉の最古級の検地帳発見 信長配下時代の貴重な史料 “. 朝日新聞デジタル. (参照2019-3-26)
秀吉の最古級の検地帳発見 信長配下時代の貴重な史料:朝日新聞デジタル
 羽柴(豊臣)秀吉(1537~98)が、織田信長の家臣として播磨(はりま、兵庫県南西部)を治めていたころにつくらせた検地帳の写しがみつかった。県立歴史博物館(姫路市)が26日発表した。信長政権下の検地…

 

つまり手帳とは、現代では当たり前になっている日付の入った予定管理やその日の行動を記録するもののことではなく、何かを記録するためのものという意味合いが強かったということですね。では、現代の日付の入った手帳が製造されるようになったのはいつの頃からなのか?

次回はタグ「手帳とは」からご覧下さい。

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