こんにちは、髙橋です。
今回も昨年に続き、日本手帖の会が主催する『手帳収穫祭』に参加させていただきました。
日本手帖の会(以下グループの説明を引用)
日本手帖の会は、手帳とそれに関連する文具・デジタルガジェット等の愛好家の集まりです。
2010年1月に発足し、手帳愛好家同士の情報交換・社交の場を提供するため、手帳に関する様々なオフ会・イベントを企画・実行してきました。
日本の手帳は、手帳自体もユーザーによる使い方の工夫も多種多様で、世界に誇る日本独自の「手帳文化」を形成しています。日本手帖の会は、その発展に寄与し貢献するために、わずかなりとも力になれればと考えています。
「手帳収穫祭」とは、手帳メーカーが発売する様々な手帳や、ノート・雑貨・小物の販売、ワークショップなどを楽しむことができます。また別の会『手帳総選挙』(横浜・神戸・大宮・名古屋・仙台・福岡・東京)での投票を経て、その結果をもとにランキングを発表する企画が行われます。
また、手帳総選挙でノミネートされた100冊の手帳が当たる、「手帳アトラクション(ビンゴ大会)」が開かれ、手帳ファンにとっては大変熱い、1年を締めくくるイベントとなりました。
手帳総選挙の結果発表
手帳総選挙とは、9月25日から11月28日の期間に全国で7回開催されたイベントです。多種多様な手帳の中から厳選された100冊の手帳を展示し、手に取り、触って、書いた上で人気投票を行います。
日時 | 場所 | 詳細 |
2021.09.25~26 | 横浜YWCA | 手帳総選挙@横浜 |
2021.10.09~10 | NAGASAWA Journal Style & Chair Factory | 手帳総選挙@神戸 |
2021.10.16~17 | 東急ハンズ大宮店 | 手帳総選挙@大宮 |
2021.10.22~23 | 紙の温度 | 手帳総選挙@名古屋 |
2021.11.06~07 | 仙台ロフト | 手帳総選挙@仙台 |
2021.11.13~14 | 東急ハンズ博多店 | 手帳総選挙@福岡 |
2021.11.27~28 | 東急ハンズ銀座店 | 手帳総選挙@東京 |
全国で集計した投票が、手帳収穫祭にて発表されました。
まずは、参考までに昨年の第9回のTOP10を紹介いたします。
1位 | ブラウニー手帳(レギュラー・ダイナリー) | ブラウニー |
2位 | 短いジャバラ(1万円札サイズ) | ジーザ |
3位 | soranote(standard, minimum) | のいともこ |
4位 | ジブン手帳DAYs mini | コクヨ |
5位 | オーディナル3 | パイロット |
6位 | M365 | コンピューターリブ |
6位 | ほぼ日手帳オリジナル | ほぼ日 |
8位 | NOLTTY能率手帳ゴールド | 日本能率協会マネージメントセンター |
9位 | マイブック | 新潮社 |
10位 | 大人の時間割帳 | うさぎの便利グッズ屋 |
そして、今年の第10回のTOP10がこちらです。
1位 | 24Diary | 24Diary |
2位 | soranote(standard, minimum) | のいともこ |
3位 | クルールフォンセB6 | パイロット |
4位 | 短いジャバラ(1万円札サイズ) | ジーサ |
5位 | trystrams 野帳手帳 ヨコ型 ハードカバー | コクヨ |
6位 | 心をゆるやかに整える手帳 | 心をゆるやかに整える手帳 |
6位 | TAKE a NOTE | TAKE a NOTE |
8位 | フォース手帳 | 日本スケジューリング協会 |
9位 | ジブン手帳DAYs | コクヨ |
10位 | マイブック | 新潮社 |
この2つのランキングを見比べてみていただいたとき、皆様が知っている手帳はいくつありましたか?中には聞いたこともない商品が気になって、リンクを開いた方もいるかと思います。
現在、各メーカー・制作者様が心血を注いで作っている素晴らしい手帳が、約10,000種類ほどあるといわれています。
手帳のフォーマットは出尽くしたと考える方も多いかもしれませんが、各メーカー・制作者様が皆様に新しい何かを提案できないかと試行錯誤し、毎年新しい手帳が誕生しています。そして、それを実際に見て、触って、書いていただくと、ランキングが劇的に変わるほどの素晴らしい手帳が誕生していることがわかります。
自分に合う手帳がなかなか見つからないという方は、実は気づいていないだけで自分に合った手帳がどこかで発売されているかもしれません。こちらのランキングを参考に、今まで触ることのなかったフォーマットの手帳を試してみてはいかがでしょうか?
お伺いしたブース
手帳収穫祭で今年お伺いしたブースで、個人的に購入したものやお話をさせていただいたお店を一部紹介いたします。
日本茶色普及協会
まずは「日本茶色普及協会」さん。茶色の伝道師・小野さんの手によって、『茶化す』をテーマにありとあらゆるものを茶色の革で包み込み、茶色に染め上げていただけます。
私が愛用しているiPadも茶化していただきました。 手帳とともに取引先に必ず持っていく相棒です。今年の夏に茶化していただいたiPadですが、徐々に色合いが変わり、なかなかの味わい深さが出てきています。
今年の夏(出来立て)
現在
色合いの良さに気づき、他にも揃えたくなってしまい、iPad充電用のソケットも頼んでしまいました。
完成イメージを小野さんに送っていただきました。期待しております!
エピリリ
続いては「エピリリ」さん。「てちょんぷ」オリジナルの手帳のハンコ(スタンプ台不要)を製作してもらえます。
会場ではアウトレット品の「てちょんぷ(完成品)」の販売と、依頼者のイメージするハンコをその場で絵を書いて作成するサービスをされていました。
会場ではデータを持参していなかったため製作できませんでしたが、弊社のオリジナルキャラクター「パン太・パン子」での「てちょんぷ」製作を依頼いたしました。こちらも完成が楽しみです!
株式会社ノウト(ノベルティ研究所)
続いてはノンブルノート「N」で有名な「ノウト」さん。『ぬりたくり絵』は、一見すると普通の白いポストカードなのですが、水彩絵の具や万年筆のインクなどで塗ると白色の絵が浮かんでるというもので、デザインもさることながらこどもが楽しめるものになってます。
私の6歳と2歳のこどもたちに使わせてあげたくて、いくつか購入いたしました。
ゆる判
続いては「ゆる判」さん。手彫りの消しゴムスタンプ『消しゴムはんこ』です。 以前、同じく日本手帖の会の『手帳夏祭り』で『パン太』を作っていただきました。どの作品もなかなか味のある一点物で素晴らしいです。
記念にいくつかのハンコを組み合わせてノートに捺印。迫力がすごいです!
NEUE GRAY
続いては「NEUE GRAY」さん。『NEUE GRAY(ノイエグレー)』という新しい紙です。
長い時間視認しても目に刺激が少ないため疲れにくく、筆記特性にも優れているという素晴らしい紙です。聞くところによると、高級列車関係のツアーガイドに使用されている紙らしく、ハイクラスな方が認めた機能用紙とのことです。
今後弊社でハイクラスな手帳を作ることがありましたら、是非一考したい紙です。その際には是非ご相談させていただきたいところです。
ブングーファイブ
最後に「ブングーファイブ」さん。『ブングーファイブ』という文具を使ったアナログゲームを試遊させていただきました。
開発者のワラビサコさんに開発のきっかけを聞いたところ、自分がこれまで集めてきた思い入れのある文具たちを、何かで使いたいと思い『ゲーム』を作ったとの話です。ゲーム作り自体は素人だったそうで、様々な苦労をされたようです。
苦労されただけあってとても奥深く、先を見通す力や相手との駆け引き、そしてカードを引く運と、盛り上がる要素が多分に秘められている良いゲームでした。
ブングーファイブさんが出展された際には、是非試遊してみてはいかがでしょうか?
実は弊社の『2020年度版ぼうけんてちょう』で、ブングーファイブの簡易版『ブングースリー』の遊び方ガイドを付録として使用させていただきました。比較的小さなお子様でも遊びやすいルールになっておりましたので、私が無理を言ってコラボさせていただきました。
ブングースリーチラシ
またどこかのタイミングでコラボさせていただければ嬉しいです。
他にもたくさんのブースが出展されておりましたが、限られた時間の中で全てを回ることができませんでした。また次回お邪魔させていただければと思います。
手帳アトラクション
手帳収穫祭のもう1つの目玉企画が、『手帳アトラクション』(ビンゴ大会)です!!
25マスの枠内のセンター以外の24か所に、1~110までナンバリングされた手帳リストを元にして、自分の推している手帳やフィーリングで選んだ手帳を記載します。主催者によって選ばれた手帳名に○をつけていき、1ラインを完成させた方には豪華な景品が選べるという楽しい企画です。
弊社からは、B5・A5サイズのマンスリー&ウィークリーのダイアリーと『Npi抗ウイルス紙』を使った32Pの抗ウィルスノートを提供いたしました。
抗ウィルスノートについては、手帳夏祭りにお持ちした際に試し書きをしていただきました。裏抜けなどに興味のある方は「手帳のオフ会『2021手帳夏祭り』」をご覧ください。
序盤に当たった方は好きな景品を選ぶことができます。後半では進むにつれて徐々に景品を選ぶ数が2個、3個と増え、最後は一回のビンゴで4つの景品を獲得している方もいらっしゃいました。
そして、今回の『手帳アトラクション』の結果、私がいただいたものはこちらになります。
どちらも個性的な手帳です。色々な手帳との偶然の出会いを得られるよい機会でした。
最後に、のりたま_☆さん作のご利益がありそうなアマビエのステッカーをこっそりいただきました。
こちらはノートの見返しに貼らせていただきました。ご時世的には大変ありがたい『疫病退散』なので、これで今年から来年にかけて私の健康が担保されたと思います。ありがとうございました。
手帳アトラクションの終わりに
『手帳アトラクション』が終わる際に、2021年版の未使用手帳について引き取りたい方を募っていました。この機会に弊社の2021年度版ぼうけんてちょうをその場に置かせていただきました。
貰っていただいた方に喜んでいただけたようで、とても安心しました。
2022年3月までしか使用できませんが、使っていただけると嬉しいです。お持ち帰りいただきありがとうございました。
もしご要望がございましたら、「2021年版度ぼうけんてちょう」は何冊か在庫がございますので、お問い合わせやTwitterなどで連絡をいただければお送りいたします。
最後に
さて、今回私が収穫した商品の一覧ですが、以下の通りになりました。
手帳収穫祭という名前の通り、たくさんの収穫物をもって無事帰宅いたしました。
最後になりますが、日本手帖の会のスタッフ様、折比嘉様、出展者の皆様、オフ会の準備及び進行、今年も大変お疲れさまでした。また、私と様々な意見交換をしていただいた皆様、本当にありがとうございました。