こどもが手帳を使ったときの変化

ぼうけんてちょう
ぼうけんてちょうブログ

こんにちは、原田です。

たくさんのやるべきことに追われる現代人にとって、予定の管理は必須ともいえるでしょう。皆さんの中にも日々の予定の管理に手帳を使っている方も多いと思います。

それは、同じく現代を生きるこどもたちでも例外ではありません。日々の学校の宿題や持ち物、行事に加えて、塾や習い事といった様々な予定があるでしょう。そのうえで、彼らはまだ管理したり、予定を立てたりする行為の経験がありません。

今回はそんなこどもたちが手帳を使うようになったとき、どのような生活や行動の変化があるかを見ていきたいと思います。

同時に、弊社販売中の「2022年度版ぼうけんてちょう」の内容と照らし合わせて、どのようなケースでどちらのページを使用したら、こどもの助けになれるのかを紹介していきたいと思います。

 

こどもが自分自身でやるべきことが分かる

こどもにとって目標(ゴール)やその過程(道のり)が定まっていないと、なかなか物事が進まないものです。それは大人でも難しいことでしょう。

ぼうけんてちょう記載の「ねがいごと・しょうらいのゆめ」のページを使用することで、目標ややりたいことを手帳に書いて毎日見返せば、自然と目標を意識した生活を送れるでしょう。

また「月間週間ページ」に、日々の予定をこどもが自分で記入することで、習い事などの予定を忘れる可能性も低くなります。

さらにこどもが書き込んだ内容を共有することで、日々のこどもの様子の確認をできます。がんばったことに対してほめるコメントを書くことで、親子が双方向でコミュニケーションをとることができ、見てもらえていることが分かり、こどものモチベーションアップにもつながります。

これを繰り返すことで、こどもは自然とやるべきことを理解し、予定の管理ができるようになります。

 

親から指示しなくてよくなるので、親子関係が円滑に

こどもが手帳を使うメリットとして、親が指示を出す前に行動できるようになることです。単に予定を管理できるようになるだけでなく、生活習慣を改善することができ、ひいては親子の間で確認などのやり取りを減らすことで、楽しく会話する時間を増やすことにつながります。

具体的にはぼうけんてちょう記載の「おうちルール」を使用し、普段家でやるべきことをリストアップして、付箋の貼り替えによってやったかどうかを自分で確認することです。また「もちものリスト」も同様に必要な持ち物をこどもが自ら管理するので、親の確認の手間が省けます。

こうした手帳の機能を活用することで、親御様も朝の忙しい時間などに「学校の準備した?」「忘れ物はない?」といった声掛けをせずに済み、こどもも親に口うるさく言われてしまうことで、準備や予定の把握といった行為にネガティブなイメージを持たずに済みます。

これらの積み重ねが親子のコミュニケーションの円滑化にもつながります。

 

自分の判断で行動できるようになる

自分のことは自分でできるようになることが大切です。手帳を使うことで、こどもは毎日の勉強や宿題、お手伝いなどのやるべきことを、自分でチェックできるようになります。

手帳に書き込んだ内容を確認することで、やり忘れがなくなり、それを毎日繰り返すことで、自然に勉強やお手伝いが習慣化していきます。

この習慣化によって、自分が興味を持ったことややりたいことが見つかったときも、自分でどうするべきかを考えて行動することができるようになります。

やるべきことをきちんとこなせたら、ぼうけんてちょうの便覧部分最後のページにある「サクセスツリー」にシールを貼ってみましょう。できたことやがんばったことに対してこどもがシールを貼ることで、達成感を覚え、自己肯定感の向上につながり、前向きな気持ちで日々の勉強や準備に取り組むことができます。

 

今回のまとめとこどもが手帳を使うということ

上記のことから、「手帳を使ったことでのこどもの変化」としては、

・予定や日にちを意識して生活できるようになる
・自分一人で準備、宿題をするようになる
・予定の抜けや忘れ物が少なくなる
・目標、未来に向かって自主的に行動できる

ということがいえます。もし最初から予定や目標の管理が上手くできなかったとしても、ママやパパと相談しながら、アドバイスや前向きなコメントがあれば、こどもも楽しく継続し、成長できるでしょう。親としても焦らずに、じっくり見守ってあげてください。

こどもが手帳を使用することはおかしなことではありません。デジタルデバイス全盛期の現代だからこそ、自分の手を使って紙に予定を書き、「手帳」という媒体を自分のものとして持っていることで、物質的に予定を管理する意識が身につきます。またアナログツールの利点として、親が気付かない間にWebを介して世の中とつながる危険性がなく、手帳を開けば親もこどもの状況を把握できるので、とても安心感のあるツールです。

こどもの自己成長と親子のつながりの強化に、手帳は心強い味方だといえます。

 

 

いかがだったでしょうか。

弊社ぼうけんてちょうでは、これらに貢献できる豊富な便覧に加え、本来の「手帳」という媒体の持っている特性、「月間ページ」「週間ページ」をこどもが使いやすいように制作し、収録されています。

また「使い方」のページを設け、そのページの使い方の具体例やアドバイスを掲載しました。
こどもの興味ややりたいことに合わせて使えるような仕掛けをたくさん詰め込んでおります。
弊社はこの手帳を通して、お子様の成長にご協力できればと考えています。

 

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https://tosyokyokai.official.ec/

(参考文献)

・『モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方 3歳〜12歳の子ども対象』
(著・島村 華子)

 

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