あなたの秋は?

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こんにちは、藤島です。

10月に入り、めっきり涼しくなってきましたね。

食欲の秋、実りの秋、読書の秋、スポーツの秋、芸術の秋、行楽の秋と、秋はいろいろな呼び方をされる季節でもあります。

私にとっては、秋と言えば、食欲の秋! そう、秋は収穫の季節です。食べ物は、収穫されたばかりの旬の時期が最も美味しく、その季節に必要な栄養素がたっぷりです。

秋刀魚は有名ですが、鰹や鮭も秋が旬の魚です。柿にぶどう、梨が秋の果物の代表格ですが、りんごやみかんも早生(わせ)のものが店頭に並び出しました。栗、かぼちゃ、秋茄子、銀杏、タケノコなど・・・挙げだしたらキリがないほど。ちなみに、私は栗が大・大・大好きです!!

何作ろうかな?

体重増加が気になりますが、秋は生理的に食欲が増すようになっているんです。仕方ないんです。現代のように1年中食べ物があふれている時代になっても、寒くて食料が少なくなる冬に備えて、秋に脂肪を蓄えようとする本能が働くのかもしれません。夏の暑さで受けた体のダメージ回復のためにも、しっかりと食べる。つまり、食欲の秋は、自然の摂理に基づいたものなんですね。

秋の到来を告げる旬の日本酒 ひやおろし

10月は、運動会をする学校がたくさんありますが、スポーツの秋と呼ばれるようになった由来は、1964年(昭和39年)の東京オリンピックがきっかけです。気象庁の気象統計をもとに、10月10日は全国的に晴れが多い特異日であるという事で、東京オリンピックの開会式の日に選ばれました。1966年から 「体育の日」 に定められ国民の祝日となりました。2000年からは、ハッピーマンデー制度の導入により10月の第2月曜日が 「体育の日」 となりました。そして、今年2020年からは『スポーツの日』と改められました。東京オリンピック・パラリンピック特措法により、本年に限りスポーツの日は7月24日に変更されました。が、残念ながらオリンピックは来年に延期。また来年は、祝日の移動があるんでしょうね。手帳屋泣かせです(:_;)

芸術の秋という言葉が生まれたのは、1918年に発行された雑誌 「新潮」 に 「美術の秋」 という記載があったことが由来と言われてます。また、秋には二科展や日展、院展など日本を代表する展覧会が開催されてることもきっかけの様です。11月3日の文化の日には、無料開放される美術館や博物館も多くあるので、のんびりと巡ってみるのもいいですね。

秋の景色は絵になりますね。新河岸川の彼岸花

秋は、夏の暑さもひと段落し、人が集中するのに最適な気温と言われる18度~25度になり、湿度も低いため、本を読むのに最適な季節と言えます。また、古代中国・唐時代の韓愈 (かんゆ) という文人が読んだ 「灯火稍(ようや)く親しむべく/簡編卷舒(けんじょ)すべし」(秋は過ごしやすい季節なので、夜には明かりを灯して本を読むのに最適だ)という詩を夏目漱石が 「三四郎」 という小説の中で取り上げたことで、 “秋の涼しい時期には読書 ”  というイメージが全国に広がっていった様です。1924年に発足した 「図書館週間」 が、戦争による廃止を乗り越え、終戦後の1947年に 「読書週間」 として復活したことも “ 読書の秋 ” を根付かせる事に貢献しているようです。10月27日から11月9日までの2週間が 「読書週間」 です。

出展:素材のこよみさん

行楽シーズンもたけなわ、東京も10月1日から 「Go To トラベルキャンペーン」 の対象になり、お出かけ気分満々ですが、まだまだコロナの終息は見えてません。感染予防対策をしっかりとして慎重に行動しましょう。

 

一日も早く日常を取り戻せますように。

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