手帳のオフ会『2022手帳収穫祭』

ぼうけんてちょう
ぼうけんてちょうブログ

こんにちは、髙橋です。

今回も昨年に続き、日本手帖の会が主催する『手帳収穫祭』に参加させていただきました。

日本手帖の会(以下グループの説明を引用)

日本手帖の会は、手帳とそれに関連する文具・デジタルガジェット等の愛好家の集まりです。

2010年1月に発足し、手帳愛好家同士の情報交換・社交の場を提供するため、手帳に関する様々なオフ会・イベントを企画・実行してきました。

日本の手帳は、手帳自体もユーザーによる使い方の工夫も多種多様で、世界に誇る日本独自の「手帳文化」を形成しています。日本手帖の会は、その発展に寄与し貢献するために、わずかなりとも力になれればと考えています。

日本手帖の会
日本手帖の会は、手帳とそれに関連する文具・デジタルガジェット等の愛好家の集まりです。 2010年1月に発足し、手帳愛好家同士の情報交換・社交の場を提供するため、手帳に関する様々なオフ会・イベントを企画・実行してきました。 日本の手帳は、手帳自体もユーザーによる使い方の工夫も多種多様で、世界に誇る日本独自の「手帳文化...

「手帳収穫祭」とは、手帳メーカーが発売する様々な手帳や、ノート・雑貨・小物の販売、ワークショップなどを楽しむことができます。また別の会『手帳総選挙』(横浜・神戸・大宮・名古屋・仙台・福岡・東京)での投票を経て、その結果をもとにランキングを発表する企画が行われます。

また、手帳総選挙でノミネートされた100冊の手帳が当たる、「手帳アトラクション(ビンゴ大会)」が開かれ、手帳ファンにとっては大変熱い、1年を締めくくるイベントとなりました。

手帳総選挙の結果発表

手帳総選挙とは、9月24日から11月13日の期間に全国で7回開催されたイベントです。多種多様な手帳の中から厳選された100冊の手帳を展示し、手に取り、触って、書いた上で人気投票を行います。
※今年の総エントリー数は115冊になりました。

今年は弊社のぼうけんてちょうもノミネートいただけたので、全ての会場にお伺いして、全国の手帳好きな方たちと交流をさせていただきました。

各地での開催は下記の日程で開催されました。

日時 場所 詳細
2022.09.24~25 横浜YWCA 手帳総選挙@横浜
2022.10.01~02 東急ハンズ銀座店 手帳総選挙@東京
2022.10.08~09 NAGASAWA Journal Style & Chair Factory 手帳総選挙@神戸
2022.10.15~16 東急ハンズ大宮店 手帳総選挙@大宮
2022.10.21~22 紙の温度 手帳総選挙@名古屋
2022.11.05~06 東急ハンズ博多店 手帳総選挙@福岡
2022.11.12~13 仙台ロフト 手帳総選挙@仙台

全ての会場での投票が終わり、総合結果が12月18日手帳収穫祭にて発表されました。

まずは、参考までに昨年第10回のTOP10を紹介いたします。

1位 24Diary 24Diary
2位 soranote(standard, minimum) のいともこ
3位 クルールフォンセB6 パイロット
4位 短いジャバラ(1万円札サイズ) ジーサ
5位 trystrams 野帳手帳 ヨコ型 ハードカバー コクヨ
6位 心をゆるやかに整える手帳 心をゆるやかに整える手帳
6位 TAKE a NOTE TAKE a NOTE
8位 フォース手帳 日本スケジューリング協会
9位 ジブン手帳DAYs コクヨ
10位 マイブック 新潮社

そして、今年の第11回のTOP10がこちらです。

1位 24Diary 24Diary
2位 pure life diary ディスカヴァー・トゥエンティワン
3位 ぼうけんてちょう 交通図書協会
4位 大人の時間割帳 B6 うさぎの便利グッズ屋
5位 コミックデザインダイアリー フリー アートプリントジャパン
6位 5年ひとこと日記 A4 うさぎの便利グッズ屋
7位 me more me moreプロジェクトチーム
8位 心をゆるやかに整える手帳 心をゆるやかに整える手帳
9位 soranote(standard、minimum) 宙のいえ
10位 スクエアバーチカル わたしのてちょう ハイタイド

なんとぼうけんてちょうは初エントリーながら、総合第3位に入賞することができました。

実は、各7会場全ての会場でTOP10入りをしているので、総合でもTOP10に入ることは運営の方よりご連絡をいただいていたのですが、順位までは聞かされておらず、当日発表でまさかの3位でした。

日本手帖の会の代表の折比嘉さんより表彰状もいただき、最後に1位の 24Diary まるよちゃんさん、2位の pure life diary 井上さん、3位の私で写真も撮っていただきました。

昨年から今年に掛けての順位表を見ていただくとわかるかと思いますが、大きく様変わりした順位になっています。

昨年に引き続きランクインしたのは、「24Diary、soranote、心をゆるやかに整える手帳」の3つだけです。

新しくランクインしたのは、ほとんどが日付の入っていない手帳で、日付の入っている手帳は「ぼうけんてちょう」と「コミックデザインダイアリー」「soranote」「スクエアバーチカル わたしのてちょう」の4つのみ。それ以外の手帳は日付フリーの手帳になります。

主催者の方に今年の傾向を伺ったところ、セルフコーチングするための手帳がすごく人気を集めており、今年のランキングに大きく影響したとみているとの見解を聞くことができました。

ちなみにセルフコーチングに向いている手帳は

「24Diary」「pure life diary」「me more」「心をゆるやかに整える手帳」になります。

一方で、日付の入っている手帳では、今までにないや独自性の強い手帳ということが評価されたのか、子供向けの手帳「ぼうけんてちょう」、コミック感覚で記入できる「コミックデザインダイアリー」、新月から始まり新月で終わる時間を円で管理する「soranote」が入賞しました。

あと、4位と6位に2つランクインしている大人の時間割さんの手帳「大人の時間割帳 B6」「5年ひとこと日記 A4」は自分好みにカスタマイズしやすい応用力の高い手帳として、ランキングに2つも入っております。

手帳総選挙は、書店や文具店、ハンズやロフトといった量販店さんに並んでいる手帳も多くエントリーされておりますが、TOP10に入ってくるものは個性がしっかりしており、ユーザーに対して何を提供したいのかが明確になっている手帳が多いように感じます。

そして、今年みんなが生活の中で何を感じ取り、手帳に対してどんな役割を担ってほしいかが如実に表れているなと思いました。

もちろんTOP10に入っていない手帳も各メーカー・制作者様が心血を注いで作っている素晴らしい手帳が多数あり、スケジュール管理に特化したものや、手帳を通してユーザーの生活をサポートしたいといったそれぞれの特徴があり、本当に見るだけで面白いです。

是非次回開催時は手帳総選挙の会場に直接見に来ていただき、今年の流行やお好みの手帳を探し出してみてください。

 

お伺いしたブース

毎年一般人として私は手帳収穫祭にお邪魔しているのですが、今年はなんと出展者として会場入りしました。

弊社のブースでは、主にぼうけんてちょうのエントリー版にあたる「はじめてのぼうけんてちょう」やぼうけんてちょうの親子シール、オリジナルダイアリーやNpi抗ウィルス用紙を使ったノートを販売しました。

手帳とは別に、ぼうけんてちょうの製本を依頼している株式会社菁文堂様にご協力いただき、5種類の手帳用紙をA5/M5サイズに断裁し、FREEMEMOとして販売しました。

普段は色んな方と会場でまったりお話しさせていただいているのですが、出展すると本当に昼食を食べることが難しいくらいにハードですね。忙しく常にバタバタしてました!

そんな中出展協力をいただいた菁文堂の専務にブースを守っていただいている間に少しだけ他ブースを回れたので、紹介させていただきます。

 

あめこさめ

まずは「あめこさめ」さん。弊社のブースの対面で万年筆インクと相性の良い紙物を中心に、オリジナルインクやメモ紙を陳列しており、とてもかわいい小物がきれいに陳列されていました。

手帳ビンゴで呉竹の『からっぽペン』をいただくことができたので、このペンを使ってこどもたちとクリスマスに楽しむためのものはないかなとブースをのぞかせていただきました。

このポストカードは万年筆インクを使って塗るとちっちゃなお化けが浮かびあがってくるという仕掛けがあり、これはこどもと遊んだら結構喜んでくれるのではないかなと思い購入させていただきました。

同封されていた便せんもクリスマスカラーだったので、遊び終わったポストカードを祖父や祖母に孫からのプレゼントという利用も考えています。

そして、あめこさめさんにからっぽペンの話をしたところ、綾瀬さんが主催されていた「インクおすそ分け・交換会」に連れて行っていただき、写真のボトルを購入した上で、インクを分けていただくことができました。

自分のお店を空けてまで、お付き合いいただき、こんな素敵なインクをお迎えできました。
あめこさめさんありがとうございました。

 

株式会社ノウト(ノベルティ研究所)

続いてはノンブルノート「N」で有名な「ノウト」さん。『ぬりたくり絵』は、一見すると普通の白いポストカードなのですが、水彩絵の具や万年筆のインクなどで塗ると白色の絵が浮かんでいるというもので、デザインもさることながらこどもが楽しめるものになっています。

実は昨年も購入していて、子供たちが塗ってて楽しめていたので、今年もリピートさせていただきました。先程紹介したあめこさめさんのポストカードと合わせてクリスマスに使おうと思っています。

 

※昨年こどもたちと作った塗りたくり絵 当時の息子6歳と娘2歳の作品

DragoEmporio

最後は「DragoEmporio」さん。 “coppia” という「綴じ手帳」「システム手帳」を一冊にまとめる手帳カバー販売しているブースになります。

綴じ手帳とシステム手帳を一緒に挟むとそれぞれの手帳を使いづらいのではないか、と思うかもしれませんが、どちらの手帳を開いて書いても1冊の手帳と遜色がないほど書きやすく、使いやすいという工夫がなされている商品になっています。≪特許取得済み≫

綴じ手帳とシステム手帳のそれぞれのデメリットを補完できる、すごい手帳カバーとなっています。

 

最後に

今回は手帳収穫祭に出展者として、そしてぼうけんてちょうの制作者として、参加することができました。

日本手帖の会のイベントには、一般参加者としてはそれなりの回数を参加しておりましたが、手帳総選挙に自社の商品をエントリーし、各地を回り、現地のスタッフさんと交流をし、お客様から直接的なご意見をいただき、締めとなる手帳収穫祭で栄誉ある3位を受賞できたことは本当にうれしく、私たちが作ったぼうけんてちょうを皆様に知っていただく大変ありがたい機会を賜れたと思っております。

主催の折比嘉様、スタッフ様、出展者の皆様、参加された皆様、現地で投票いただいた皆様、改めて御礼を申し上げます。

これで最高の1年を締めくくることができます。

来年の2月6日には、いよいよ2023年度版ぼうけんてちょうを発売いたします。


今回の結果に自信をもって皆様にわたしたちの手帳をお届けしたいと思います。

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