こんにちは、岩田です。
お盆休みはどのようにお過ごしになりましたか?
有給休暇を取得して大型連休にされた方も多いかと思いますが、今年はコロナウイルスの影響で帰省や旅行が難しくなってしまいましたね・・・
ちなみに弊社にはお盆休みが無く、7月~9月の間で3日間夏休みが支給されます。もちろんお盆に合わせて休みを取ることもできます。
さて、今回ですが、お盆についてお話しようと思います。
お盆の成り立ちから昨今のお盆のあり方について説明します。
お盆とは
盂蘭盆会(うらぼんえ)という太陽暦の7月13日から16日の4日間に行われる仏教行事を省略したものといわれています。
お盆の時期には亡くなった方の霊魂が、生前に過ごしていたところに帰ってくるといわれています。迎え火を焚いて念仏を唱え霊をお迎えし、送り火を焚いて霊を送りだすのが一般的です。
人が亡くなって四十九日が終わってから次に迎える最初のお盆を「初盆(はつぼん、ういぼん)」または「新盆(しんぼん、にいぼん、あらぼん)」と呼び、通常の盆よりも厚く供養をします。
お盆の時期
新暦となった1873年に、新暦7月15日に盆を行うことになりましたが、農繁期と重なる地域に支障が出たため、月遅れ盆と呼ばれる新暦8月15日をお盆としている地域が多いです。
時期については主に盆・月遅れ盆・旧盆の3種類に分かれており、地域によって変わってきます。
盆(7月15日)
東京や農繁期と被らない地域
月遅れ盆(8月15日)
全国的に多くの地域
旧盆(2020年は9月2日)
沖縄県や鹿児島県奄美地方などの地域
沖縄では盆の初日を「ウンケー」、2日目を「ナカビ」、3日目を「ウークイ」といいます。3日目のウークイでは、お迎えした霊を送迎するため、エイサーが踊られます。
お盆の流れ
正式に行うとこれだけのステップがあります。すべてを行うのは難しいということで、最近ではお墓参り、提灯、お花を多くするといったようにできる範囲でお迎えするご家庭が多いようです。お迎えするという気持ちが一番大事だということですね。
2020年のお盆は・・・
冒頭でもお話しましたが、今年はコロナウイルスの影響で帰省が難しい状況です。世の中ではオンライン化が加速し、人と顔を合わせる機会も少なくなってきました。
youtubeでお経を読むlive配信を行ったお寺さんもあるみたいですね。よろしければ調べてみてください。
いかがだったでしょうか。
不要なやり取りなどを減らすためにオンライン化が進むのは良いことだとは思いますが、そうでないものまでオンライン化にせざるを得ない状況です。
来年は良い意味でオフライン化が進むと良いですね。