手帳で見かける? 二十四節気とはなんだろう

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こんにちは、原田です。

いよいよ5月も月末になりまして、過ごしやすい季節だった春が過ぎ去って、今年も夏を迎えようかという時期に差し掛かりましたね。

日本の祝日は2021年では16日あります。それら国民の祝日の1つに「春分の日」があります。「春分の日」や「秋分の日」はお休みでもありよく耳にする機会もありますが、手帳を開いて眺めていると、これらの祝日以外にも季節に関わる言葉が出てきます。これらは二十四節気(にじゅうしせっき)といい、日本で昔から使われている季節を表す言葉です。

何となく聞いたことがある日もあるけれど詳しくは知らない日があったり、ほとんど馴染みが無い日もあります。今回はこの季節区分、二十四節気を詳しく見ていきましょう。 二十四節気とは、1年を春夏秋冬の4つの季節に分け、さらに詳しくそれぞれを6つに分けて表記します。これは12の月をそれぞれ2つに分けた区分であり、「節」と「中」という呼び方をします。合計で24の季節の区分になります。

 

二十四節気一覧

季節の区分 二十四節気 昔の月の区分 新暦の日付
立春(りっしゅん) 1月節 2月4日頃
雨水(うすい) 1月中 2月19日頃
啓蟄(けいちつ) 2月節 3月5日頃
春分(しゅんぶん) 2月中 3月21日頃
清明(せいめい) 3月節 4月5日頃
穀雨(こくう) 3月中 4月20日頃
立夏(りっか) 4月節 5月5日頃
小満(しょうまん) 4月中 5月21日頃
芒種(ぼうしゅ) 5月節 6月6日頃
夏至(げし) 5月中 6月21日頃
小暑(しょうしょ) 6月節 7月7日頃
大暑(たいしょ) 6月中 7月23日頃
立秋(りっしゅう) 7月節 8月8日頃
処暑(しょしょ) 7月中 8月23日頃
白露(はくろ) 8月節 9月8日頃
秋分(しゅうぶん) 8月中 9月23日頃
寒露(かんろ) 9月節 10月8日頃
霜降(そうこう) 9月中 10月24日頃
立冬(りっとう) 10月節 11月7日頃
小雪(しょうせつ) 10月中 11月22日頃
大雪(たいせつ) 11月節 12月7日頃
冬至(とうじ) 11月中 12月21日頃
小寒(しょうかん) 12月節 1月5日頃
大寒(だいかん) 12月中 1月21日頃

1.立春(りっしゅん)

立春から立夏の前日までが暦の上での春です。寒さは最も厳しい時季ですが、春の気配も太陽の光などから感じられ始めます。

2.雨水(うすい)

雪溶けし雨となり、水となる時季です。雨水の影響で草木も芽を出し始め、農家では農耕の準備を始める目安となります。

3.啓蟄(けいちつ)

「啓」はひらくという意味であり、「蟄」は虫などが冬眠するという意味です。冬ごもりをしていた虫たちが暖かさに誘われて地上へ出てくることを表しています。

4.春分(しゅんぶん)

「春分の日」であり国民の祝日です。この日に真東から昇った太陽は真西に沈み、昼と夜の時間がほぼ等しくなります。

5.清明(せいめい)

様々なものが明るく清らかで、草木や花も咲き始め、生き生きとして清々しく感じられる時季です。「清明」は生き生きとした様子を表した「清浄明潔」の略といわれています。

6.穀雨(こくう)

全ての穀物を潤す春の雨という意味合いで、降り注ぐ雨は田畑を潤し、穀物などの成長を助けます。農家にとっては種蒔きに適した時季です。

7.立夏(りっか)

立夏から立秋の前日までが暦の上での夏です。山々に緑が目立ち始め、夏の気配を感じ始める頃です。

8.小満(しょうまん)

陽気が良く草木も次第に生い茂ってくる季節です。麦が穂をつけ、農家では田に苗を植える準備を始めます。

9.芒種(ぼうしゅ)

麦を収穫し田植えを始める時季です。芒(のぎ)は、麦や稲などの穀物の先にある毛のことで、「芒種」とは麦を収穫し「のぎ」のある穀物の種を蒔き、稲の苗を植え付ける時季のことを意味しています。

10.夏至(げし)

北半球では昼が最も長く、夜が最も短い日です。この日を境に次第に日脚が短くなります。梅雨に入り、農家は田植えなどの農作業で忙しい時季です。

11.小暑(しょうしょ)

この日から暑気に入り、本格的な暑さが始まるとされます。徐々に梅雨も明け始め、暑中見舞いの出される季節です。

12.大暑(たいしょ)

一年中で最も暑さが厳しい時季に入るとされます。ほとんどの地方で梅雨明けか梅雨明け間近となります。

13.立秋(りっしゅう)

立秋から立冬の前日までが暦の上での秋です。厳しい暑さがまだ残っていますが、夕方の涼やかな風に秋の気配も感じられるようになってくる頃です。立秋以降の暑さを残暑といいます。

14.処暑(しょしょ)

半月ほど前に立秋を迎えてもまだまだ暑さが残っていますが、それもようやく和らぎ吹く風にも涼しさが加わってきます。「処暑」は、暑さが止むという意味で、朝や夕方に次第に冷気が加わってくる時季です。

15.白露(はくろ)

野草に宿る白露(しらつゆ)も、秋の風情を感じさせるようになる頃です。夜に大気が冷え込むようになり、朝方に草木などに露が滴ることが多くなります。

16.秋分(しゅうぶん)

「秋分の日」であり国民の祝日です。この日に真東から昇った太陽は真西に沈み、昼と夜の時間がほぼ等しくなります。

17.寒露(かんろ)

朝露もより冷たく感じられ、秋が深まってくる頃です。朝晩は寒気さえ感じることもある季節です。

18.霜降(そうこう)…朝夕の気温も下がり、霜も降り始める頃です。秋も終わり冬の到来が感じられます。

19.立冬(りっとう)

立冬から立春の前日までが暦の上での冬です。日脚も短くなり、冬の気配も感じられるようになってくる時季です。

20.小雪(しょうせつ)

少しずつ雪が降り始める頃です。冬の到来が感じられる時季であり、寒い地方では雪が山々を覆い始めます。

21.大雪(たいせつ)

山の峰は雪に覆われ、寒い地方では雪が降り始めます。本格的な冬の到来の時季です。

22.冬至(とうじ)

北半球では正午の太陽の高度が一年中で最も低く、昼が最も短く夜が最も長い日です。この日を境に次第に日脚こそ長くなりますが、寒さは次第に厳しくなる時季です。

23.小寒(しょうかん)

寒さがより厳しくなる頃で、寒中見舞いを出したりします。この日から節分までのおよそ1か月間で厳しい寒さが続きます。

24.大寒(だいかん)

一年中で最も寒さが厳しい時季です。「大寒」は一年で最も寒い日の意味で、その日1日だけをいいます。一年のうちの最低気温が観測されるのもこの頃ですが、まもなく「立春」です。立春になることを、「寒明け」ともいいます。

 

 

こうして全体として眺めてみると「夏至」や「冬至」は今でも季節の移り変わりを表現することに口にすることはありますが、「啓蟄」や「芒種」といった漢字も読みにくい、なかなか馴染みが薄いものもありますね。

区分を紐解くと、ひと月につき2つの季節の呼び方があるので、現在と比べて季節の変化に対するとらえ方がとても細やかだったことが見受けられます。 私たちの感覚では大きなくくりで「暖かくなってきて春が来た」「日が短くなったからもう秋だ」というように四季でのみ季節を捉えている方が大半ではないでしょうか。とすると昔の方はとても季節の変化に密着して日々の生活を営んでいたと考えられますね。

今回は二十四節気をご紹介致しましたが、いかがだったでしょうか。区分の多さはそれだけ変化が多く関係が深いということ。季節区分の細やかさから、いかに季節が私たちに影響を及ぼしているのかを感じることができました。

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